冷たい乾燥した天気が続いています:亜鉛サプリで粘膜の保護を
「天気のなぞ」の視点
1月26日の日本経済新聞の夕刊社会面「天気のなぞ」の記事が、的を射ています。日経らしくないのですが、とても重要な記事です。手洗い、うがい、消毒という対策に加えて、粘膜の保護という視点をもっと強調するべきだからです。
寒くて乾燥していると、インフルエンザや新型コロナウィルスが広がりやすいので注意が必要です。
特に東京都内は仙台と大阪と比べても湿度が低くなります。舗装された道路や高層ビル群が多いためでもあるが、そもそも西高東低の気圧配置で、少雨や雪も他の都市と比較して少ないことが原因です。
乾燥していると、ウィルスの飛沫などが遠くまで飛びやすい。寒さに乾燥が加わると鼻や喉の粘膜が刺激を受けて傷むことがある。オミクロン型は肺には達しにくいが上気道で増殖して炎症を起こしやすいとされ、過度の乾燥を防ぐのは感染、発症を抑えるのに有効と考えられる。
記事が指摘するように、外気を取り入れる換気は、エアコンで乾燥した室内の湿度調整にもなります。また、乾いた冷気で喉が刺激されないように加湿することも大切です。
亜鉛は粘膜を保護する効果がある
加えて、バランスの良い食生活も大切です。<粘膜>という観点からはビタミンAと亜鉛が特に必要になります。
亜鉛が十分にあると感染症にかかりにくくなるとされています。
まず、ビタミンAには、全身の皮膚、目の角膜・粘膜、口腔、気管支、肺、胃腸、膀胱、子宮などの上皮組織に作用し、粘膜を健康に保つ効果があります。
そして、亜鉛には、粘膜を保護するビタミンAを体の中にとどめる効果があり、のどの痛みや鼻水・鼻づまりなどの症状を緩和してくれます。
もっとも、ビタミンAは代表的な脂溶性ビタミンです。牛肉や豚肉、銀だらなどの動物性食品に含まれます。体内でビタミンAに変わるプロビタミンという形で、ほうれん草などの緑黄色野菜等にも含まれています。通常の食事をしていれば、現代日本において欠乏のおそれはあまりなさそうです(むしろ過剰摂取に注意喚起がされています)。
対して、亜鉛は必要量に対して推奨摂取量が足りていません。
その理由は、亜鉛が含まれる食材がやや限定されている点です。
まず、牡蠣が100gあたり14.5㎎と突出して含有しています。他には牛肉、レバーやナッツ類、海藻類などがあります。海藻類を除いて毎日の食事に取り入れて推奨摂取量を維持するには、高い意識やコストが必要です。その意味で、健康食品になじみのない方でも、亜鉛サプリだけは一応飲んでいる方がいらっしゃるのも頷けます。
サプリメントの中でも、<栄養機能食品>は効果に関する表示ができる製品です(下記は例としてビタミンAと亜鉛の場合の表示例です)。1日あたりの摂取目安量に含まれる当該栄養成分量が、定められた上限値・下限値の範囲内となっています。
中でも亜鉛サプリは、比較的身近なサプリであることから自然素材で安心して毎日服用できるものを選ばれることをおすすめします。
ビタミンAは、夜間の視力の維持を助ける栄養素です。
ビタミンAは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
亜鉛は、味覚を正常に保つのに必要な栄養素です。
亜鉛は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
亜鉛は、たんぱく質・核酸の代謝に関与して、健康の維持に役立つ栄養素です。
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健康機能性に基づく魚食文化の創造再生 | 合同会社イシュメイル
「合同会社イシュメイル」は、魚食の健康機能性を軸とした食文化の創造再生を理念とした会社です。現在、スーパーマーケット、生協、居酒屋チェーン、飲食店などのお客様に向けての様々なサポートを実践しております。また、「令和の広島かき」をはじめとした水産系素材のビタミンやミネラルといった栄養成分を活用したサプリメントの開発を行っております。
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