亜鉛サプリと牡蠣亜鉛サプリの大きな違いとは?
牡蠣由来のほうが良い?
亜鉛酵母をメインとした亜鉛サプリと牡蠣由来の亜鉛サプリのどちらが良いのでしょうかとの問い合わせを頂きました。
結論からいうと、普段の食事のバランスが万全であり、三大栄養素(炭水化物、脂質、たんぱく質)やビタミン、ミネラルといった栄養素をしっかり摂られている方は、どちらでもかまいません。
しかし、食生活に少しでも不安がある方は、牡蠣亜鉛サプリをおすすめします。それもむき身をまるごと分解してエキスを抽出したものを選んだほうがよいです。
牡蠣亜鉛サプリメントを選択する理由
その理由は、亜鉛は何かを構成する主役ではないからです。
亜鉛単体をいくら摂っても、それだけでは活躍することができません。亜鉛は微量ミネラルとして、体内の様々な酵素を活性化することで、たんぱく質やDNAの代謝に関与する機能を有するのです。
そうだとすれば、主役となる栄養素が欠乏している状態において亜鉛だけを補給しても、有効な役割を演じることができません。
その点、牡蠣亜鉛サプリは、特殊な製法により抽出した牡蠣のだし汁に近いものです。
特にまるごとむき身を抽出した類のエキスについては、牡蠣由来の三大栄養素を(グリコーゲンやアミノ酸といった既に分解された形で)保持しています。つまり、亜鉛が働きかけるべき主役をすでにサプリメントの中に含んでいます。
牡蠣亜鉛サプリは、それ自体としてバランス栄養食なのです。それゆえ、食生活のバランスが乱れている方、カフェイン過剰や飲酒傾向がある方などには、迷うことなく牡蠣亜鉛サプリを推奨します。
牡蠣亜鉛サプリを選ぶ基準
牡蠣亜鉛サプリの中でも複数の種類があります。その中から何を基準に選択すればよいのでしょうか。
特に注意したいのは、牡蠣エキスの質と調合です。
牡蠣エキスは、干し牡蠣や蒸し牡蠣を製造した後の煮汁であるとか、ただの牡蠣粉末などもあります。まず、牡蠣のむき身そのものを分解したエキスであるかどうかをチェックしてください。次にエキスの抽出方法を確認してください。実は、同じ牡蠣エキスでも、ペプチド量や亜鉛量に大きく差がある場合があります。
また、調合については強壮イメージを想起させるためにマカ、亜鉛、すっぽんなどのわかりやすい素材との混合をしている製品が多いです。そういう調合の商品で品質の良い製品もあります。しかしながら、まずは牡蠣亜鉛との付加する栄養素との相性というシンプルな視点でチェックしてみることが大切です。
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健康機能性に基づく魚食文化の創造再生 | 合同会社イシュメイル
「合同会社イシュメイル」は、魚食の健康機能性を軸とした食文化の創造再生を理念とした会社です。現在、スーパーマーケット、生協、居酒屋チェーン、飲食店などのお客様に向けての様々なサポートを実践しております。また、「令和の広島かき」をはじめとした水産系素材のビタミンやミネラルといった栄養成分を活用したサプリメントの開発を行っております。
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