合同会社イシュメイル

牡蠣と濡れ衣

牡蠣に共感

 

長年仕事をしていると、身に覚えのない噂や言いがかりをつけられる経験があります。知らず知らずのうちに相手を不愉快にする言動をしている可能性があります。私の場合、あまりにもそれが多すぎるので、もしかすると牡蠣も同じような気持ちなのではないかと想像したりします。

 

 

 

 

たしかに、運わるくノロウィルスにあたると、目と頭がぐるぐる回る感覚、氷が肌に触れているような身震いと悪寒、自分の足でないような異常なふらつき、これ以上吐くなら瞬間的に死への願望する嘔吐、内臓も流れ出してもおかしくない感覚の下痢に襲われます。

 

こういう経験を一度でもした人は、二度と牡蠣は食べたくないという人は結構います。

牡蠣は、味の面でも個性的で好き嫌いがあるのですが、それ以外の点でも食べられないという人が一定数いる食材なのです。亜鉛をはじめ栄養学的に唯一無二の食材であるのに、これは不幸なことです。

 

 

牡蠣は犯人にされがち

 

とはいえ、勝手に犯人にされている!こともあるのです。

 

傷んだ牡蠣が原因で死ぬことは、ないとはいえない。腐っていれば、中毒もするだろう。きのこにあたって死ぬこともある。しかし、濡れ衣を着せられやすいという点で、牡蠣ときのこは似ている。…ほかに原因があるはずのさまざまな苦痛が、牡蠣やきのこのせいにされがちなのだ。…しかし、たんなる食べすぎや気のせいでむかついたときまで、きのこや牡蠣のせいにされることが多すぎると私は思う。ほかのなにかにあたったときでさえ、このふたつが犯人にされたりする。M.F.K.フィッシャー『オイスターブック』

 

欧米においては、生牡蠣を食べることは自己責任が伴うという伝統的な考えがあります。日本においては生産者とメーカーの側に、管理責任が課せられています。具体的には、生産者は漁場を分けたり、生食用加工では殺菌工程が課されています。前述のように、美味しい生牡蠣を食べられなくなっている原因になっているのですが、生食用牡蠣の店頭販売が可能になっている点で消費者の安心につながっています。

 

 

とはいえ、牡蠣の体内に取り込まれたヒト由来のノロウィルスを完全に取り除くことはできないの現状です。体調がすぐれないときや疲れているときは、牡蠣好きの私でさえ意識的に控えるようにしています。ある意味、身体エナジーへ転化するグリコーゲンなどの栄養を欲しがっているときに、控えなければならないのです。あまり体力に自信がないだけになおさらです。これには心理的矛盾を感じざるをえません。

 

 

牡蠣嫌いの人はもちろん、牡蠣好きの方の栄養補給にも

 

体調があまりすぐれない場合には、牡蠣好きの方にも是非、亜鉛入り牡蠣サプリメントをおすすめしたいと考えております。「令和の広島かき」は、牡蠣の煮汁ではなく、牡蠣のむき身そのものを分解していますので、亜鉛のみならず、グリコーゲンやタウリンなど牡蠣の栄養をまるごと摂取することができます。また、体力低下時に不足しがちなビタミンCも、39.6㎎含有しております。それゆえ、本当に必要なときに頼りにしたいマルチビタミンとして栄養補給していただくことが可能な商品となっております。

 

 

 

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「合同会社イシュメイル」は、魚食の健康機能性を軸とした食文化の創造再生を理念とした会社です。現在、スーパーマーケット、生協、居酒屋チェーン、飲食店などのお客様に向けての様々なサポートを実践しております。また、「令和の広島かき」をはじめとした水産系素材のビタミンやミネラルといった栄養成分を活用したサプリメントの開発を行っております。

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