コロナ禍が続いても、出生率が反転！？

 

新型コロナウィルスで出産をとりまく状況が厳しい中においても、欧米先進国では２１年になって出生率が前年を上回った。２０年春から２１年初めにかけての子づくりの結果であるため、なおワクチン普及前の健康不安に苛まれていた時期に、反転したことになります。

 

しかし、日本はさらに追い打ちをかけるように、昨対比０．０３減少しています。

 

女性の社会進出を阻むジェンダーギャップが大きいことや、世帯収入が上がらないことが原因として指摘されています（日本経済新聞2022年7月31日付）。特に年収の差が、子どもの数に直結しているデータは、あまりにも残酷な

現実を示すものではないでしょうか。グラフによると、40代男性で600万円以上の収入がある男性の出生率が約1.6人であるのに対し、300～600万円未満の男性は約1.2人、300万円以下の男性は約0.75人となっています。

 

※出生率反転、波乗れぬ日本　先進国の8割上昇、夫在宅でも妻に負担偏重

 

 

国の未来で、ほぼ確実に予測できるのは人口

 

どのような技術が今後うまれるかわからないが、将来の国のかたちのベースを決めるのは今時点で生まれた赤ん坊の数であることは間違いないことです。30年先の未来を見据えるべき人たちは、この事実の重みをどこまで認識しているのだろうか。

 

この問題を大きく変えるには政策による外ないです。

例えば、男女の出会いの場を自由恋愛に任せるだけでなく出会いの場を具体的に公がサポートにすること、子育てにかかるコストを限りなく悪０に近づけること、子を産み育てる家族に対して将来にわたるメリットを与えること、等の具体的な政策が必要ではないでしょうか。例えば、国営のマッチングアプリなどもあってよいのではないかと思います。

 

実は、弊社の牡蠣亜鉛サプリ「令和の広島かき」も当初の開発目的は、子づくり支援というものでした。

結果的に感染症の予防可能性や、美容やたんぱく質ケアという観点がユーザーから評価されていますが、本来的には、健康な卵子と精子を作るのに欠かせない良質な亜鉛牡蠣サプリの提供という狙いもあったのです。

　実際に、精子の奇形率が下がったとか、使用し始めてから妊娠に成功して子どもが生まれたりする報告もいただきました。

 

 

※牡蠣とセックス：子どもを授かるのに亜鉛は必要なの？

※牡蠣サプリ 令和の広島かき はどう評価されているか？【亜鉛サプリ関連小括】

 

　ただ、このような記事に接すると、この面でのサプリメントの効果効能について語ったとしても虚しさを禁じ得ません。妊娠を確実にする前の前提条件が揃っていないからです。この国のかたちを守るために、より積極的な国主導の政策メニューの展開が今すぐに必要なのです。