合同会社イシュメイル

サプリメント・健康食品業界の信頼回復について

 

亜鉛サプリの販売にも影響が出始めています。

 

小林製薬の事件については、原因を特定するのは容易ではないと言われています。

 

いずれにせよ、健康意識の高まりから、持続的に成長してきたサプリメント市場において反省を迫る契機となることは確実ではないかと思います。当初はほぼ影響がなかった弊社の売上も、この一週間は稀に見る低空飛行になりつつあります。影響を否定するわけにはいかないです。

 

 

まさに風評被害といえます。

ただ、これはあまり悲観することではなく、気を引き締めるための与えて頂いた機会と捉えます。

 

業界的に反省すべき点として、健康補助食品というサプリメントの位置づけを確認することでしょう。国がプッシュした機能性表示制度によって、お薬のように、特定の健康効果を期待させてしまうような商品作りをしてこなかったかどうかを振り返る必要があります。

 

栄養素は、日々の食生活の中でバランスよく補うのが基本動作です。あくまで、それを補う というサプリメントに過ぎないのです。そうであれば、特定の効果をもっと謳うべきは生鮮食品などの素材性の高いものにこそ、機能性食品制度は活用されるべきものではないでしょうか。

 

 

その意味では、サプリメントは忙しい日常生活の中で、どうしても不足しがちな基本的な栄養素を、簡易な形で補給するという役割を超えないほうが、よいと思います。

 弊社が、機能性食品の制度を使わない理由としては、不必要な費用がかかる点のみならず、伝統的に認知されている栄養素として、その効果や機能を堂々と伝えることができる栄養機能食品で十分であると考えるからです。この際、素材の中身について個別に語ってはきましたが、改めて亜鉛牡蠣サプリ「令和の広島かき」に用いている素材のポイントを確認しておきたいと思います。

 

 とりわけ、メーカーが費用負担する亜鉛サプリメントの比較サイトなどに一切だしていないため、そのあたりの意義が伝わりにくくなってしまっているのも事実です。信頼回復のためにも、明確に語る必要があります。

 

 

亜鉛牡蠣サプリの素材について

 

 ①牡蠣素材と亜鉛について 

 弊社の牡蠣素材は広島産のみに限定しています。それは米分一の米田直邦氏が監修うしている以上、広島産にこだわるのが自然だからです。また、広島産は丁度よい塩分濃度の内海で育成されており、県による管理が徹底していることから、濃厚で亜鉛量についても若干の優位性があるという研究もございます。

 

 

 また、健康食品用素材の開発も進んでおり、牡蠣肉そのものを高圧下で酵素分解することで亜鉛や牡蠣ペプチドがさらにリッチになることが確かめられていることから、単なる出し汁とは違う身体への効果を期待するものです。

 

 ただし、栄養機能食品という伝来の信頼性を担保するために、アメリカ製の亜鉛酵母を追加しています。長年我が国でも商用利用されている実績のある亜鉛酵母を利用しています。どうしても自然由来だけでは数値的に不安定となるためです。それでも、過剰な亜鉛量にならないように、適正な配慮している点がこの商品のポイントです。○○㎎配合!という量による差別化は無意味と考えます。

 

 

 ②ビタミンC

 重視したのは、組み合わせです。ビタミンCとクロレラを配合することで、亜鉛の吸収を高めること(キレート作用)を重視しました。ビタミンCを組み合わせたことで、当初の狙いとは違い女性からの問い合わせの多い商品となったことは意外でした。

 クロレラについては、国産の八重山クロレラを使用しています。ミドリムシの活用で著名なユーグレナ社の関連会社により製造されている希少なクロレラです。

 実は、クロレラは台湾などの外国産が多く国産は珍しいのです。台湾製のクロレラの品質が悪いというより、牡蠣と同様に主要成分については国産で貫きたいというイメージを重視しました。原料価格が高くなることは敢えて目をつむりました。

 実際、八重山クロレラは制約のない広々とした海原で成育されておるためか、葉緑素が豊富であるという知見はえられています。

 

 

 このように、弊社の亜鉛サプリは既に認知済みの伝来の素材で構成されてます。安心してご利用いただける製品ではありますが、もし服用する中で違和感などが些少でもありましたら、使用を中止していただいたほうがよいです。

 

 ほぼ宣伝しない中でも、継続的にご利用いただいているお客様のためにも、できる限り製造の継続を図っていきますが、サプリメントはサプリメントでしかないという限界は、認識しておくべきであります。牡蠣そのものを価値を無視して、サプリの成立はありえません。

 

 食生活の中で、牡蠣をはじめ亜鉛豊富な食材を取り入れていただくのが一番であること、はいくら強調しすぎても足りないと考えます。

 

 

健康機能性に基づく魚食文化の創造再生 | 合同会社イシュメイル

合同会社イシュメイル

「合同会社イシュメイル」は、魚食の健康機能性を軸とした食文化の創造再生を理念とした会社です。現在、スーパーマーケット、生協、居酒屋チェーン、飲食店などのお客様に向けての様々なサポートを実践しております。また、「令和の広島かき」をはじめとした水産系素材のビタミンやミネラルといった栄養成分を活用したサプリメントの開発を行っております。

屋号 合同会社イシュメイル
住所 〒116-0014 
東京都荒川区東日暮里3-26-10
営業時間 平日9:00-17:00
定休日 土・日・祝日
代表者名 小泉 龍人(コイズミ タツト)
E-mail info@ishmael.co.jp

コメントは受け付けていません。

特集