久しぶりの制限のない一般参賀

 

今日は天皇誕生日でしたので、皇居内の長和殿前広場で行われる一般参賀に向かいました。

 

落ち着いた環境で一般参賀をひらかれるのは久しぶりのこと。事前申し込みも、コロナ対策のための制限といったものもありませんでした。一般的な荷物検査程度はありました。

 

 

外国人の方も本当にたくさん来ていて、観光目的の場ではないのでしょうが、日本のある風景を知ってもらえる場となることでしょう。

 

　雨中にもかかわらず、多くの人が集まり、老若男女が広場までの距離を静かに整然と歩いています。この国の住む人々の真面目さや穏やかさのようなものを感じました。

 

元号が令和となり徳仁天皇が即位した後、コロナ感染症による多くの犠牲や生活の変化、実質的な物価上昇による経済的貧困の拡大、元日の地震と津波のような不条理が続いています。

　そのような苦境が続く中においても、国民を励ます姿勢を貫きとおすお仕事にかかる重圧は、世人の想像を超えています。

 

徳仁天皇のお人柄や所作を見習いながら、ついつい自堕落にふけってしまうわが身のありようを反省できただけもよしとしたいです。