週刊現代に、掲題の記事がありました。特に気になったポイントを紹介します。

 

 

視点

精力の根源は食にあります。

WBCで活躍したアスリートたちが食事に気を遣うように、セックスを究めるためには毎日の食事を考える必要があります。

 

 

やっぱり亜鉛とアルギニン

冒頭で強調されているのは、二つの栄養素は、亜鉛とアルギニンです。亜鉛はセックスミネラルと言われている男性ホルモンのテストテトロンの分泌や精子の生成を促します。アルギニンは体内に取り込まれることで一酸化窒素の原料となります。これは血管拡張物質としてペニス等の血行を増進し、勃起を促します。亜鉛やアルギニンが多く含まれる食材は、牡蠣やマグロ、赤身肉、レバーなどであります。

 

　若さを保つために活性酸素を除去するという意味での、抗酸化作用のあるビタミンCやタウリン、ビタミンAなどのバランスのよい摂取が推奨されます。「勃起力を高める十大栄養素」として、亜鉛とアルギニンに加えて、セレン（卵など）、タウリン（イカ、シジミ）、ペクチン（長いも等）、ポリフェノール（赤ワインなど）、カロテノイド（トマトなど）、ビタミンA（小松菜、レバーなど）、ビタミンC（レモンなど）、ビタミンE（アボガドなど）が挙げられています。

 

ちなみに緑黄色野菜などに含まれるカロテノイドは消化に時間がかかるために朝食に取り入れると良いそうです。朝にプチトマトを食べるだけでもよいのです。

 

 

様々な料理を紹介

この記事で参考になるのは、バランス良く様々料理が紹介されていて参考になります。ここでは特に簡便で意外なメニューを紹介します。

 

 

抗酸化朝食①　小松菜のおひたし　

小松菜は安価で使いやすいです。カロテノイドが豊富で抗酸化作用が強いとされます。ただお浸しがあまり好きでない人方は、中華炒め風にしたもよいと思います。

 

 

 

抗酸化朝食②　ココア　

チョコレートには亜鉛が含まれており、精力アップの効果があります。

 

 

ED改善食　　ホタルイカのぬた

酢味噌の酢がホタルイカのタウリンの吸収を助けます。ホタルイカには小袋の酢味噌がついているので、調理不要な精力剤といえます。タウリンはイカ、牡蠣やしじみに豊富に含まれます。抗酸化物質のグルタオチンの生成を促します。今年は高騰しているますが、それでも手を伸ばせない価格ではないです。

 

 

ED改善食２　レバニラ炒め　

亜鉛とビタミンAを大量に摂れるメニュー。ニラやにんにくにはテストテトロン値を高める効果もあります。

 

 

勃起力が上昇する「精力増強夕食①」　きゅうりの浅漬け　

きゅうりなどのウリ科の野菜はあまり栄養価が高くない印象があるが、実は性という観点からは積極的な摂取をすすめたい食材です。ウリ科に含まれるシトルリンは体内でアルギニンに変わるからです（一酸化窒素を生成することで血管を拡張する働きがあります）。

 

 

男性ホルモンアップ「精力増強夕食②」　スモークサーモン

これもそのままオリーブオイルをかけて食べられる調理法です。身に含まれるアスタキサンチンは強力な抗酸化作用がある、テストテトロンの分泌も促します。

 

 

本記事には、他にも様々な料理が紹介されていますが、すぐに取り入れられそうなメニューとして気になったものは以上です。