合同会社イシュメイル

日暮里のかや場冷蔵で年末大売り出しをします。

かや場冷蔵について

 

かや場冷蔵という荒川区日暮里の水産加工メーカーがあります。大正7年(1918年)創業ですから、今年で103年目に入る老舗です。

 

※かや場冷蔵ホームページ

 

創業者の榧場鶴吉(中央)と2代目の倉吉(中央左)

 

JR日暮里駅から、歩いて10分くらいでしょうか。繊維商店街を抜けて、東日暮里の交差点を横断します。すると旧エドウィンのビル(今は野球用品のSSKのビルになりました)の裏あたりに、あります。エドウィンというのはジーンズメーカーのEDWINです。

 

あの大きな冷凍マグロを機械でカットする水産加工場が東京の中心にあるというだけで驚きです。それも他の加工メーカーが面倒で嫌がる加工をこなすことで色々頼りにされています。大手回転ずしの白子の加工なども実は請け負ったりしています。

 

もともと燃料販売業からはじまり、戦後に氷屋さんに転身したのですが、高度成長時代には冷蔵冷凍庫の普及で氷の需要がなくなってきたことから、水産物の保管や加工にシフトした歴史があります。

 

※ちなみに、東京芸術大学ちかく上野桜木にあるカヤバ珈琲はもともと親類関係の人がやっていた喫茶店です。現在のカヤバ珈琲の運営は、すでに別の団体が行っていると聞きました。

 

芸術大学近く、上野桜木にあるカヤバ珈琲

 

くじら肉の加工については平成17年からなので、業界的にはまだまだ新参者です。とはいえ、いつの間にかけっこうな取扱い量になっています。5日以上かけた熟成処理と丁寧な肉処理(スジ取りなど)が評価されています。

 

首都圏のスーパーマーケット向けの刺身用の赤肉の加工を業界の中で担当しています。他にも、豊洲市場からの加工受託、メーカーや買参権者として買い付けた品物を卸売販売されています。近場ということもあり上野のアメ横へも古くから販売させていただいています。

 

 

年末大売り出しの告知です

 

そんな かや場冷蔵が今年もやるようです。テレビ東京のアド街ック天国などで取り上げられたこともあるのですが、大勢が来場されると社員で対応ができないので、今はほとんど告知していません。

 

ペイペイは導入しております。

 

新型コロナの影響による品薄、欧米や中国による買い占めなどにより、まぐろ、タラバ蟹、カズノコ、イクラ、酢だこ、うに などの年末商材が高騰しています。

 

 苦しい台所事情とはいえ、楽しみにしてる近隣の方のために出血の大売り出しは継続するとのことです。新しい年を大きい年にするという意味もある鯨のベーコンなんかも出す予定です。

 

去年の様子。たらばの価格は高騰しているので、悪しからず。

 

かや場で仕入れて販売する冷凍品は、長年の業歴からの信頼関係があるため品質が安定しています。市街地の混雑を避けたいという方はぜひご利用をおすすめします。超穴場です。

 

健康機能性に基づく魚食文化の創造再生 | 合同会社イシュメイル

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「合同会社イシュメイル」は、魚食の健康機能性を軸とした食文化の創造再生を理念とした会社です。現在、スーパーマーケット、生協、居酒屋チェーン、飲食店などのお客様に向けての様々なサポートを実践しております。また、「令和の広島かき」をはじめとした水産系素材のビタミンやミネラルといった栄養成分を活用したサプリメントの開発を行っております。

屋号 合同会社イシュメイル
住所 〒116-0014 
東京都荒川区東日暮里3-26-10
営業時間 平日9:00-17:00
定休日 土・日・祝日
代表者名 小泉 龍人(コイズミ タツト)
E-mail info@ishmael.co.jp

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