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くじら肉の一番うまい食べ方とは?

シンプルな食べ方で勝負できる

 

職業柄、鯨肉の一番うまい食べ方についてあれこれ考えるのですが、行きついたのが玉ねぎのスライスと合わせて食べるのが一番です。

 

鯨肉はこういうシンプルな食べ方でも勝負できる食材です。

 

オニオンスライスは、酢を少々いれた水にさらすと強すぎる苦みが低減します。

 

残ったほどよい苦みは鯨ベーコンや赤肉のクセとの相性が抜群です。クセを抑えるというより、お互いの良さが昇華される感じです。

 

白手物(しろてもの ベーコンやボイルうねす等)は辛子酢醤油につけて。辛子酢醤油については浅草のくじら料理の名店である捕鯨舩のマスターである河野さんも推しています。西洋マスタードも意外に合います。

 

赤肉類(あかにくるい 刺身にする赤身肉)については、ワサビ醤油とオニオンスライスといただきます。玉ねぎの栄養成分アリシンの苦みが丁度よいです。鯨肉の赤いドリップすら、玉ねぎのスライスと一緒にすすりたくなります。

 

 

くじら加工の老舗である㈱木の屋石巻水産からミンク鯨のボイル畝須と切り落としベーコンをご提供いただきました。

 

 

 

小さな気づきこそ

 

実は、あるスーパーマーケットで、オニオンスライスと鯨赤身の刺身盛りが商品化されていました。

 

あらためてオニオンと鯨肉全般との相性の良さに気が付いた次第です。店舗バックヤードでの商品化の工夫でお客様による評価は大きく変わるようです。この再発見は、極めて重要と思いました。

 

ナガス鯨からニタリ鯨に変わりましたが、相変わらず売れています。

 

 

 

 

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