牡蠣まるごとのサプリという側面

 

「令和の広島かき」は、牡蠣のむき身そのものをペプチド化（≒微細化）しています。従来のかきエキスと比して、微細化されたアミノ酸を含む「かきペプチド」や亜鉛がリッチである素材を用いています。

 

 

「令和の広島かき」が体感、評価されている理由は、実は亜鉛だけではないと考えられます。微細化された「かきペプチド」の総合的な効果が重要です。牡蠣のむき身そのものなので、グリコーゲンやタウリンなどの栄養素も当然に含有されています。

 

販売上の理由で、亜鉛サプリという謳い方をしています。ただ、本来的には牡蠣サプリである点を改めて注意喚起しておきます。

 

 

亜鉛の効果：その医学的根拠

 

亜鉛は五大栄養素であるミネラルの一つであることは間違いないとしても、亜鉛から直接に説明できる事象は限られています。例えば、亜鉛といえば男性機能の向上がイメージされますが、医療関係者も認めるように①ペニスの勃起力の強化や②妊娠能力（精子の質）の向上について亜鉛を飲んだからといって、直ちに効果があがるということには医学的根拠はありません。

 

　ただ、②については、「亜鉛が足りていない方が亜鉛を飲むと、テストステロンが増加し、精子が改善＝妊娠の可能性をあげる」といえます。それでも「亜鉛欠乏者」に対して効果があるにすぎないのです。

 

 

 

 

本サプリメントの特長は、広島産の牡蠣むき身そのものを高圧下で酵素分解して、牡蠣ペプチドです。敢えてハードカプセルを採用し、澱粉やオイルなどの余計なものがありません。せいぜい安定化のための亜鉛酵母とクロレラという野菜を付加しているのみです。

 

牡蠣そのものゆえに、いつもの食材と変わらないものとして、服用することができます。バランスのある日常の食事に、不足しがちな亜鉛入り食材をプラスするイメージです。

 

この製品が、いたずらに亜鉛量のみにこだわらないのはそのためです。むしろ亜鉛サプリとすれば物足りないと感じる方もいらっしゃるでしょう。ホスホジエステラーゼ阻害についても、亜鉛から説明するものではありません。

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ED解消につながる食材なのか？：亜鉛と男性機能

 

推奨摂取量からみて日本人が亜鉛が不足しがちとしても、亜鉛欠乏にまで陥る人は少数です。したがって、亜鉛そのものだけを直接目的とするならば、欠乏者に対して50㎎の亜鉛を補充しうる医療行為を受けた方が早そうです。

 

 

 

亜鉛入りサプリメントの活用方法

 

では、サプリメント類はどのように生かせばよいのでしょうか。

適切な必要量を把握し、食事での不足分を亜鉛のサプリで補うことで、亜鉛欠乏を防ぐという考えが大切になります。「令和の広島かき」はそういう自然な考え方に沿う新しいサプリメントです。