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広島の牡蠣へい死で不漁深刻…しかし牡蠣サプリは需要微増という“皮肉”な現実

1.広島の牡蠣へい死で不漁深刻…しかし牡蠣サプリは需要増という“皮肉”な現実

 

2025年、広島県を中心に 牡蠣の大量へい死(へい死)が深刻化 しています。
特に瀬戸内海沿岸では、

高水温や高塩分

海域環境の変動

稚貝の生育不良

などが重なり、漁業関係者からは「過去に例がないレベル」という声も上がるほどです。

広島は日本の牡蠣生産量の6~7割を占める一大産地。
その広島でのへい死は、全国の牡蠣価格や供給にも直結する重大な問題です。

 

2.その一方で、牡蠣サプリ需要はむしろ増加

牡蠣そのものが不漁になっているのに、牡蠣サプリ(亜鉛サプリ)の需要は増加 しています。

理由は明確で、牡蠣が高値になり食べにくくなる外食産業で牡蠣メニューが減少。

「亜鉛だけでも摂りたい」という健康意識の高まり、などの背景が影響しています。

特に 亜鉛の補給源として牡蠣は圧倒的 であり、牡蠣不漁 → サプリ需要増という“皮肉”な市場の微妙な動きが起きています。

 

3. しかし、牡蠣サプリも「牡蠣が安定供給されてこそ成り立つ」市場

ここが最重要ポイントです。牡蠣サプリは食品です。どんなサプリも 原料は海で育った牡蠣そのもの。

つまり、牡蠣が不漁になればサプリの原料も不足し価格上昇や供給不安につながるという構造から逃れることはできません。

牡蠣が安定生産されることこそ、牡蠣サプリが続く“土台” なのです。「サプリが売れているから安心」という話では決してありません。

 

 

4. 生産者の努力が、サプリの未来をも支えている

広島をはじめ全国の牡蠣生産者は、環境変動と向き合いながら

 

稚貝の管理改善

養殖技術の工夫

海域の見直し

水質調査の強化

 

など、日々見えない努力を積み重ねています。

私たちが
「亜鉛を補給したい」
「牡蠣の栄養を手軽に摂りたい」
と思ったときにサプリが手に入るのは、
生産者の現場の努力があってこそ です。

 

5.牡蠣そのものが復活しなければ、サプリ市場の未来もない

広島の牡蠣へい死は、外食や水産業だけでなく 牡蠣サプリ市場にも潜在的なリスク を持っています。

本当に望むべきは“牡蠣そのものが健全に育つ海が復活すること”これ以外にありません。

牡蠣の安定供給があってこそ、牡蠣産業も、サプリ市場も、全国の食文化も守られていきます。

 

健康機能性に基づく魚食文化の創造再生 | 合同会社イシュメイル

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「合同会社イシュメイル」は、魚食の健康機能性を軸とした食文化の創造再生を理念とした会社です。現在、スーパーマーケット、生協、居酒屋チェーン、飲食店などのお客様に向けての様々なサポートを実践しております。また、「モビーディック」、「令和の広島かき」をはじめとした水産系素材のビタミンやミネラルといった栄養成分を活用したサプリメントの開発を行っております。

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E-mail info@ishmael.co.jp

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