広島サミットの開幕

 

 

バイデン大統領をはじめ要人の来日が心配されたが、本日から無事に広島サミットが開幕しました。戦争の当事国であるウクライナのゼレンスキー大統領も来日するというから驚きです。

　世界秩序にとって大きな転換点となる会合となることを期待されています。そのためにG７の国々のみならず、広範な問題を公正に議論するために多様で新興の国からも首脳が来日しています。

 

平和や経済、自然や文化といった様々な観点から有効なメッセージを発信できること祈ります。

初日には、三景の一つである宮島には訪れるという。宮島は西部海域と言われ、米分一・カネウが主力としている良質な牡蠣が育つ美しく豊かな自然が残る地域です。静謐な環境において議論を深められることを願うばかりです。

 

 

日曜日には、平和記念公園への訪問が予定されています。アメリカだけではなく今回は他の核保有国の訪問が適うことも強い意味がありそうです。

 

 

生牡蠣の出荷も早めに終了

 

サミットのため、広島市内の移動は民間の自粛効果がでています。交通規制も厳しいことから経済活動にも相当の制限がかけられています。テレワークなども勧められ、市内の人出も2割以上減っています。自動車販売のマツダなどが象徴的な例ですが、22日まで工場停止に踏み切っているほどです。

 

生牡蠣については、海の清浄化のための生産抑制という話はでていましたが、今年は早めの出荷停止になりました。特に運送の目途がたたないことが大きな理由です。この時期は美味しいのですが、やや選別が難しくなることもあります。丁度よい時期であったとの評価もでています。米分一・カネウとしても5月18日にて今シーズンの出荷終了とさせていただきました。

 

開催中の経済効果はむしろ制約される方向です。しかし、広島という都市に残る豊かな自然や文化性が国内外に発信されて効果は極めて大きいです。

　サミット開催中の食事に牡蠣に関する料理が提案できないかという地元行政庁からの提案もあったようです。実は旨い牡蠣ほど腹痛へのリスクがあるもので、実際に料理として提供されるかどうかはわからないのですが、仮に提供されたならば、大きな牡蠣文化のアピールになり、今後の基準になります。

 

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東京都内のスーパーでもこの時期に思い切って、広島フェアと銘打って販売される企業様もでてきています。広島の外側でも、既にじわっと効果がでているのではないでしょうか。亜鉛サプリ「令和の広島かき」も心なしか多めに注文が来ているのは有難いことです。