コロナへの油断は、みえない後遺症患者を増やす
新型コロナウィルスが猛烈な勢いで再拡大している
新型コロナウィルスが猛烈な勢いで再拡大しています。新規感染者は20万人を超え、既に第6波のピークの2倍以上となっています。
飲み薬で承認されているのはパクスロビドなど海外製であるため、安定供給ができていません。飲み薬は、医療体制の混乱を避けるための切り札でしたが、塩野義製薬による国産品の特例承認は認められず、光明がみえない社会的混乱は続いています。
もっとも、感染者数が過去最高を記録したとしても、ワクチン接種率や予防対策の浸透により重症化する可能性は低下しているのも事実。
原油などの資源高に起点とする商品値上げが生活を直撃する中で、経済活動の停滞をこれ以上許すわけにもいかないという一般的な意識が強くなっています。コロナに対する過剰防衛を避け、日常との折り合いをつける試みを、各々が見出しつつつあるのが現状ではないでしょうか。
ただ、一つだけ確認しなければならないのは、風邪とコロナは異なり、油断をしてはならないという点です。相違点の中でも重要なのは、やはり後遺症の存在でしょう。私の周りでも、コロナ罹患後に倦怠感や頭痛、だるさ、頭が回転が悪くなった、ブレインフォグによる集中力低下などの症状が続いているという方が実際にいます。
コロナ後遺症の経験
コロナ後遺症については北陸朝日放送が特集しており、若年層を含めて危険はあることがわかります。
後遺症外来を設置しているながたクリニックの医師の永田先生が指摘するのは、ラベリングによる社会的排除です。つまり、気のせいではないか、精神的なものではないか、甘えではないかという評価の貼り付けにより、学校や会社といった居場所での理解が得られなくなることで、孤立が深まり症状が深刻化するというのです。
不安感を不当に煽るべきではないです。ただ、重症化しなくとも、後遺症の存在を知ることが大切に思われます。
後遺症への対抗策:塩化亜鉛溶液による擦過療法
後遺症への対抗策はあるのでしょうか。
身も蓋もない話になりますが、やはり暴飲暴食を避けて健康的な食生活と適度な運動をすることで、免疫力と総称される心身のバリア機能を高めるのが早道と考えられます。また、ビタミンCやDなど不足しがちな栄養成分については意識的に摂取したほうがよいでしょう。
※亜鉛を筆頭に牡蠣は日本人が不足しがちな栄養素を補う?【随時更新まとめ記事】
後遺症への直接的な治療方法として改めて注目されているのが上咽頭擦過療法(EAT)です。0.2~1%の塩化亜鉛溶液を、鼻と喉のつきあたりにある上咽頭(じょういんとう)に綿棒でこすりつける治療法です。塩化亜鉛溶液による殺菌作用、炎症を鎮静化することでリンパ球の活性を抑制する効果があるのではないかと考えられています。
とはいえ、EATが可能な治療期間は全国で343箇所に限られているから、軽症の段階ですぐにそういった治療が受けられるわけではないことに留意すべきとのことです。
※新型コロナ後遺症治療で注目
~上咽頭擦過療法「EAT」(田中耳鼻咽喉科 田中亜矢樹院長)~
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