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亜鉛牡蠣サプリ 亜鉛量はどこまで必要なのか?

亜鉛量に偏るアピールの問題点

 

よく亜鉛や牡蠣のサプリメントの広告で「亜鉛量○○㎎配合し、業界最大級!」、「牡蠣〇〇個分のたっぷり亜鉛!」といった謳い文句があります。注意したい広告です。事実であれば誇大表示ではないのですが、そもそも亜鉛はそこまで必要でしょうか?もっと言えば、適正な利用を誤ったりした場合に過剰摂取のリスクなども高まることに注意する必要があります。

 

※厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』

 

 味覚障害やアルコールの飲み過ぎなどの不安を利用する形の販促は弊社では採用しないことにしています。

 

 前提として平均摂取量があります。

 牛肉、鳥肉、豆類といった日常食から誰もが一定の亜鉛摂取をしています。平均摂取にプラスするイメージでサプリにより不足分を補充するのが本来です。仮に平均摂取量以下の方であっても、サプリだけでも必要摂取量が確保できる量(成人男子11㎎、成人女子8㎎)があれば十分です。そう考えるとサプリ単体として12~15㎎以下が適切なのです。 

 

「令和の広島かき」は亜鉛量を13.8㎎に敢えて制限し、プラスしてビタミン系の素材を加えている

 

亜鉛の過剰摂取のリスクについて

 

 さらに亜鉛には過剰摂取のリスクのついて、警笛が少ない点も気になる点です。背景には、亜鉛が相対的に摂取不足であるからです。

 具体的には、吐き気や嘔吐のみならず、頭痛等の徴候がみられます。

 

 また銅の吸収を妨げる可能性についてもチェックしておきたい点です。銅はヘモグロビン合成に必須の酵素となり貧血予防に不可欠なミネラルです。また、免疫力を高める役割や、動脈硬化予防のメカニズムにも機能を有しています。

 

 通常の生活をしていれば銅の不足となる事態は避けられます。にもかかわらず、健康維持のための栄養補助食品の摂取により不足に陥るとすれば本末転倒でありましょう。

 

 適正な亜鉛量+αの視点で商品の選定をお願いしたい理由です。

 

 

 

健康機能性に基づく魚食文化の創造再生 | 合同会社イシュメイル

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「合同会社イシュメイル」は、魚食の健康機能性を軸とした食文化の創造再生を理念とした会社です。現在、スーパーマーケット、生協、居酒屋チェーン、飲食店などのお客様に向けての様々なサポートを実践しております。また、「令和の広島かき」をはじめとした水産系素材のビタミンやミネラルといった栄養成分を活用したサプリメントの開発を行っております。

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