安倍元総理への襲撃と政治的不死について
安倍元総理の政治的不死
痛ましい事件が起きてしまった。
参議院選挙の遊説中に安倍元総理に銃口が向けられ、お亡くなりになりました。直後には集中治療室にて救命の可能性が報じられたが、実際には即死であったと言われています。
民主主義は、戦争によって頭をかちわる代わりに、頭数を数えることでこれに代替する制度と精神である以上、その重要なプロセスである選挙活動が暴力によって覆されることがあってはならないことです。民主主義の冒涜といっているのは、その意味です。

安倍元総理が事実上、最終決定した「令和」の時代は、疫病の蔓延、世界情勢の不安定化の影響もあり、困難かつ不穏な時代が続いています。しかしながら「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という社会的希望を諦めてはならないと思います。
安倍元総理の失われた命を深く追悼します。
同時に、安倍元総理が政治家として命がけで行動していた政治課題(憲法改正や拉致問題)に対して、一人一人の国民がなんらかの応答をする時機は迫っていることを認識しました。彼は自らの死をもって自らの政治的意思を歴史に刻みつけたとすれば、たしかに憲政史上において傑出した存在として評価されるでしょう。しばしば英雄的な死がむしろ政治的な不死をもたらす可能性があります(個人によって政治信条は賛否があると思います)。
ひろゆき氏の重要な指摘
直後に若者に影響力があるひろゆき氏が、コメントしました。以前から、ひろゆき氏は、すべてを失い死を覚悟した人間は狂気に走る可能性がある、いわば「無敵の人」になると述べていました。どうせ生きる価値のないことを見定めたところで、誰かを殺めることで最終的な承認欲求を満たそうとする。そういう「無敵の人」の行動論理をおさえること、誰にもできません。
ホッブス的な認識になるのかもしれませんが、人間は最も弱い人でも最も強い人を殺められないほど弱くはないです。社会的地位の高い人や富裕層でさえも、潜在的な自然状態における恐怖を逃れることは難しいです。政治家などのリーダー層を守るために様々な護衛の試みが強化されるとしても、です。
「自分やその周辺さえよければ」という思考の下で、ないがしろにされてきた人を、社会的に包摂する仕組みを日本社会が欠いてきているそすれば、それは私たち自身の安全という利益を損なう事態であることは、もっと共有したいと思います。
関連記事:ひろゆきさんが加熱用かきと生食用かきについて語っていました。
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