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免疫力とは何か:亜鉛はさりげなく全体に関与する【随時更新まとめ記事】

 

昨今、どうしても免疫力というワードが気になります。

人によっては、免疫力というワードそのものを否定する方もいます。

 

下記は、意見が多様であることを前提にした上での一応の説明です。何卒、ご理解くださると幸いです。

 

 

免疫力とは?

 

感染症などに対して抵抗力を獲得する現象を免疫と言います。免疫力とは生体の防御の働き、システムです。いわば自己回復系のシステムです。

 

 

 

 

免疫を高める栄養素とは?

 

なにより規則正しい生活習慣が重要です。食に関してはバランスよく摂取することが求められます。では、どのような栄養素をとるべきなのでしょう。参考として次の7つの栄養素を日常生活の中で意識することをお勧めします。

 

 

①たんぱく質

 

たんぱく質は、そもそもの免疫細胞や抗体の素材です。

ギリシア語でたんぱく質はプロテインです。それは、「いちばん大切な」という意味です。大豆、乳製品に多く含まれ、納豆がここに来て異常に売れている理由はここにあります。他に、肉類にも含まれます。

 

ただし、このたんぱく質の合成には、必須ミネラルである亜鉛の助けが必要です。亜鉛には細胞分裂や新陳代謝を促す働きがあるからです。亜鉛含有量の多い食品を摂取すれば免疫細胞が活性化して免疫力を高める効果が期待できる、と言われます。

 

参考サイト:https://www.ebarafoods.com/sp/meat/health/c17.html

 

 

②善玉菌 

 

乳酸菌やビフィズス菌は腸内環境を整えて免疫細胞の働きを助ける役割を果たします。現在ヨーグルトなどの摂取などがメディアを通じて強く推奨されている所以です。

 

 

③食物繊維 

 

腸内細菌のエサとなり、腸内環境を整える善玉菌を増やす役割があります。

 

 

④ビタミンA 

 

粘膜の健康を維持する効果があります。のどや鼻の粘膜は細菌やウィルスの侵入する最前線のバリアです。動物性食品に含まれるレチノールと、主に植物性食品に含まれるβ-カロテン、α-カロテン、β-クリプトキサンチン等があります。具体的には、レバーや緑黄色野菜(にんじん、かぼちゃ、ほうれん草)などの食材に含まれます。なお、亜鉛には、粘膜を保護するビタミンAを体の中にとどめる効果があります。同時に摂取すると効果的です。

 

 

⑤ビタミンC

 

細胞間を結ぶタンパク質であるコラーゲンの生成に必要な栄養素。サラダなどの生野菜などに含まれます。また、ビタミンCは、亜鉛の吸収を助ける効果をもちます。

 

 

⑥ビタミンE 

 

老化や疲労の原因となる活性酸素を抑える働きがあります(抗酸化物質)。トコフェノールとも呼ばれます。脂溶性のため、油と一緒に調理することで吸収しやすくなります。ナッツ類、大豆、緑黄色野菜などに含まれ、肉類だと羊肉や牛肉に多く含まれます。

 

 

⑦イミダゾールジペプチド 

 

アミノ酸の結合体で、マグロカツオなどの回遊魚、鳥の胸肉、鯨肉(赤身)に多く含まれます。体内で分解と再結合をすることで、脳や骨格筋などの疲労が蓄積しやすい箇所にピンポイントで作用すると言われています。ヒトを用いた試験によって、疲労を一時的に軽減する効果が認められています。

 

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